RFIDを用いた点滴抜去システム

点滴自己抜去は発生件数第3位の医療事故であり、痴呆やせん妄状態の患者が点滴針を自己抜去してしまうことにより起こっている。点滴針の自己抜去が行われた場合には、速やかな止血と点滴の再開が必要となります。 しかしながら、これまでに有用な解決策が示されていません。点滴を行う際には、針やチューブは外れることがないようにテーピングでしっかり腕部に固定されます。点滴針を抜去するためには、そのテーピングを外すことが不可欠です。 そこで、このテーピングが腕部から外れているかどうかで点滴の自己抜去が行われているか否かを判断する、RFIDを用いたシステムを研究しています。

点滴抜去システム

原理

RFIDタグ

リーダアンテナ

計算モデル

通信可能範囲