スタッフ

スタッフ紹介 折田 純久

プロフィール

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氏名:
折田 純久 Sumihisa ORITA 
職名:
教授 
学位:
博士(医学),修士(工学) 
Keyword:
運動器疼痛解析,運動器センシング,手術ナビゲーション,整形外科AI診断  
E-Mail:
sorita[at]chiba-u.jp
[at]は@に置き換えてください

テーマと内容

運動器疼痛の機序解析と評価

運動器疼痛の原因となる椎間板の変性や骨粗鬆症,変形性膝・股関節症の疼痛機序について動物モデルを用いた分子生物学的病態解析によりその特性を解明します.

ウエアラブル端末を用いた腰痛患者の活動度解析

我々の行った腕時計型加速度センサーを用いた腰痛患者の活動度解析では,性別やBMI,体幹・四肢筋量と腰痛との相関を認めました.今後は患者自身のバイタルサインと活動度をリアルタイムで取得・蓄積,解析して運動器障害の発生と状況を事前に察知し必要な処置・治療を提示・実施することができるシステム開発を目指します.活動度をより有効に測定できるウエアラブルセンサーの開発も目指します.

低侵襲腰椎手術の確実な実施に向けた解剖学的検討と手技,支援機器の開発

担当教授は新たな低侵襲脊椎固定術を日本に導入し,安全性と確実性を最優先しながら手技を確立し発信しています.本研究室ではMRIによる痛みの定量評価や千葉大学医学部併設の解剖実習施設Clinical Anatomy Labとの連携も通じ,このような手術の効率化を支援する手技開発・画像診断やAR/VR/MR等も組み合わせた術中ナビゲーションシステムの開発を行っていきます.

AI(Artificial Intelligence:人工知能)を用いた整形外科診断システムの開発

脊髄腫瘍や脊椎椎体骨折と感染の鑑別など,従来は正確な読影と診断が困難であった病態に対し,深層学習の導入により飛躍的に進歩している医療画像AI診断を応用し,正確な臨床診断と治療指針をより迅速に提示することが可能になります.

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