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人体における電磁波エネルギー吸収量評価

近年では,無線通信技術の急速な進展にともない,スマートフォンやタブレット端末などの新しい携帯無線端末が普及しています。また,通信・放送以外の分野,例えば医療分野における電磁波技術の利用が進んでいます。そして当然のことながら,電磁波技術は,成人に限らず小児や高齢者も利用し,さらには胎児でさえも電磁波に曝露される機会があります。当研究室では,これまでに,国立研究開発法人 情報通信研究機構と共同で,高精細妊娠女性数値人体モデル図Aを開発し,これを用いて様々な状況下での電磁波曝露量評価を進めてきました。
図Bは,妊娠女性腹部近傍でタブレットコンピュータを使用した際の胎児での電磁波曝露量評価を行うための解析モデル,図Cは,妊娠女性のMRI(Magnetic Resonance Imaging: 磁気共鳴画像化法)撮像時の電磁波曝露量評価を行うための解析モデルです。さらに図Dは,MR撮像時の電磁波曝露量評価結果の一例です。
人体における電磁波エネルギー吸収量評価
Chiba Univ. CFME TMS

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