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マルチモーダル画像解析

(Multimodal image analysis)

マイクロCTにおける画質補正手法の開発

現在:岡本尚之, 松本大輝
卒業:熊切俊夫

マイクロCTは,ミクロンオーダーで内部構造の3Dイメージングが可能なX線装置です.これまで産業分野における非破壊検査装置としての用途が一般的でしたが,病理検体に対して適用することで,従来の病理診断では得られなかった新たな病理情報を提供できる可能性があります.しかし,生体組織の撮影には,高画質像取得のための膨大な撮影時間や,ノイズの影響が問題として挙げられます.当研究室では,マイクロCTの病理診断応用を目指し,高速撮影手法やノイズ除去手法の開発に取り組んでいます.
研究費:

文部科学省科学研究費補助金基盤研究(A)(課題番号:19H01172)

外部発表リスト:
学会発表

  1. 岡本尚之: スパースビューマイクロCTにおけるノイズ除去手法の開発, 第5回千葉大学グローバルプロミネント研究基幹シンポジウム, A-6, 千葉大学 西千葉キャンパス (2020.11.18)
  2. 岡本尚之, 大西峻, 羽石秀昭: 少数投影方向マイクロ CT 像の補正手法の開発, 第39回 日本医用画像工学会大会, Paper ID: p3-5, オンライン (2020.9.17-19)


光学計測による高次マクロ病理情報解析

現在:高橋昂太郎

当研究室では,高次マクロ病理情報の取得と解析に向け,光学計測装置として分光カメラ・ラマン分光法・光干渉断層像(OCT)・ディジタル顕微鏡等を用いた計測システムの構築及び画像解析手法の開発に取り組んでいます.また,粘膜下の構造や組成情報の取得のため,光照射の波長や空間パターンを制御する機構を構築しています.
研究費:

文部科学省科学研究費補助金基盤研究(A)(課題番号:19H01172)