千葉大学 フロンティア医工学センター
中川・大塚研究室
聴覚心理計測や神経生理計測,さらには音響物理計測, コンピュータ・シミュレーションを用いて,ヒトの感覚・知覚・認知機能,特に聴覚機能の情報処理メカニズムの推定に関する研究に取り組んでいます.知覚メカニズムを明らかにするだけでなく,それらの結果を利用した福祉機器の開発,知覚情報処理の計算機モデルの構築,さらには視聴覚環境の最適化とそのための生理指標の開発にも力を注いでいます.なお,本研究室が取り組む”先進的骨伝導技術を基盤としたコミュニケーション促進機器の研究開発”は,本学の重点推進課題(次世代インキュベータ)に採択されました.
現在の主なテーマ:
脳磁界・脳波計測による脳機能解明(東京大学・産業技術総合研究所との共同研究)
専用実験室を用いた高精度な視聴覚環境評価
脳機能データからの”快適性”の抽出と,空間パラメータを自動的に最適化するブレイン・マシン・インターフェースへの応用
“骨導超音波知覚”の解明に基づく重度難聴者のための新型補聴器の開発
骨伝導メカニズムの解明とスマートホンへの応用 (Kyocera Digno)
耳音響放射の計測
© 2016 Chiba University Nakagawa & Otsuka Laboratory