Visualization and Analysis of Motion of Thoracoabdominal Organs: 呼吸にともなう胸腹部の運動をMRIやCTを利用して推定する研究や,それらのデータに対する統計解析やモデル化,疾患との関連付け,放射線治療,PET画像の画質改善等に応用する研究を行っています.
Nuclear Medicine: PETやSPECTはがんの早期発見などの優れた機能をもちますが,いっそうの高分解能化や高画質化が望まれています.これらの課題にソフトウェアの観点で取り組んでいます.
Knee Joint Image Analysis: 膝関節疾患の診断や治療のために,CT,X線透視装置,MRI等の画像診断装置を用いて,屈曲にともなう関節骨部の動きや軟骨の性状などを正確に把握する研究を行っています.
Imaging and Analysis of Blood Flow in Heart and Aorta: 光学カメラやMRIを用いて血流をミクロにあるいはマクロに画像として観察し,定量的に解析する方法について研究しています.
Image-guided Radiation Therapy: がんの放射線治療において,患者の位置決めの自動化や,呼吸によって動いてしまう腫瘍を追跡する技術が求められており,これらを研究開発しています.
Novel X-ray Imaging System: 可搬型のステレオX線撮影システムの開発を行っています.このシステムは限られたスペース内での外科手術のほか,災害発生の際,被災地での緊急の治療などにも威力を発揮します.