メンバー:松尾諒恭(M1)
概要:従来のX線撮影システムでは困難であった,2方向の撮影ができ自由な移動が可能な装置の研究開発をしています.複数方向の撮影で得られた画像から対応点を選択することで,対象物の3次元位置情報が取得できますが,その際,撮影時のX線源と検出器の位置関係を把握(キャリブレーション)する必要があります.本装置では線源側に金属球マーカーを配置し,リアルタイムにキャリブレーションを行うことで手術室での空間効率のよい利用など,新しい利用価値をもつものと考えられます.
共同研究者:キヤノン
外部発表リスト:
学会発表
- 松尾諒恭,羽石秀昭:FPDを用いたポータブル2方向X線撮影装置のキャリブレーション ,2011年度日本写真学会年次大会,pp. 60-61,千葉大学 (2011.5.26-27)
- 松尾諒恭,奥村健一郎,羽石秀昭:自由な線源ー検出器ジオメトリのX線ステレオイメージング,第30回 日本医用画像工学会大会,OP3-5,国際医療福祉大学 (2011.8.05-06)