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教育

千葉大学における医工連携
医工学コースとしての学習・研究体系

少子高齢化社会を迎えた我が国では,予防・診断・治療・機能回復など,すべての医療・健康福祉にかかわる科学技術の役割が極めて大きくなっています.そこで「医工連携」,つまり医療に関する広範な知識と実践力を有する工学技術者と,科学技術に精通した医療従事者が密に連携して,新しい医療の展開・発展を図ることが,いま,広く社会から求められています.大学院医工学コース・工学部医工学コースはこのようなニーズに応えるための医工連携教育を実践する組織として国内でもいち早く設立されました.基礎・専門学力を育み,工学にとどまらない幅広い視野,柔軟な価値観,国際性を有した人材を育成します.

医工学コースではフロンティア医工学センターの教員を中心に,工学部・医学部と連携して機械工学,電気電子工学,情報・画像工学などの工学的基礎学力と,医学的基礎知識を得ることを重視し,医療機器産業に限らず広い分野で活躍できる人材の輩出を目指しています.