医工学研究会
医工学研究会
第40回
日時:2013年6月11日(火) 17:30 -
場所:千葉大学フロンティアメディカル工学研究開発センター
B号棟1階会議室 (西千葉キャンパス)
吉田 憲司
千葉大学フロンティアメディカル工学研究会開発センター 特任助教(6/1より)
タイトル
超音波とマイクロバブルの相互作用を用いたドラッグデリバリシステムの開発概要
現在,マイクロバブルは,超音波に対する良好な散乱体としての性質を利用し,超音波診断用造影剤として臨床使用されている.
一方で,マイクロバブルの動力的な特性〈超音波エネルギーから熱エネルギーへの変換,せん断応力の誘起〉は高強度集束超音波(HIFU),超音波遺伝子導入法等の治療技術への応用も活発に行われている.
これまで,治療技術への応用展開の一つとして,マイクロバブルを薬物の搬送媒体として利用し,局所的な薬物投与を狙う超音波ドラッグデリバリーステムの開発を行なってきた.
講演では,超音波とマイクロバブルの相互作用の基礎について概説し,提案する超音波ドラッグデリバリーシステムの課題と研究成果について述べる.
一方で,マイクロバブルの動力的な特性〈超音波エネルギーから熱エネルギーへの変換,せん断応力の誘起〉は高強度集束超音波(HIFU),超音波遺伝子導入法等の治療技術への応用も活発に行われている.
これまで,治療技術への応用展開の一つとして,マイクロバブルを薬物の搬送媒体として利用し,局所的な薬物投与を狙う超音波ドラッグデリバリーステムの開発を行なってきた.
講演では,超音波とマイクロバブルの相互作用の基礎について概説し,提案する超音波ドラッグデリバリーシステムの課題と研究成果について述べる.