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CFME研究会

第60回 6月18日
後野 和弘
オリンパスメディカルシステムズ(株) 研究部

タイトル

内視鏡イメージング技術の開発

概要

がん診断・治療対策は疾病戦略上の最重要課題として位置づけられており、その傾向は日本だけでなく全地球的な課題となりつつある。1950年代に「胃カメラ」として開発された内視鏡は、1960年代には光ファイバーを用いた軟性鏡、その後の電子内視鏡の開発と、その機能と操作性の改善が精力的に取り組まれ、がん対策に大きく貢献してきた。最近では、CCDの高画素化や操作性の改善などに加えて、生体組織が持つ光学特性を利用した新しいイメージングも開発されている。講演では、これら最新状況も紹介しつつ、内視鏡イメージング開発の実際について発表する。

世話人

CFME 羽石秀昭