スタッフ

スタッフ紹介 高橋 応明

プロフィール

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氏名:
高橋 応明 Masaharu TAKAHASHI 
職名:
准教授 
学位:
博士(工学) 
Keyword:
電磁波,RFID,体内無線電力伝送,生体情報モニタリング,ウェアラブル・インプランタブルアンテナ,小形アンテナ 
E-Mail:
omei[at]faculty.chiba-u.jp
[at]は@に置き換えてください

テーマと内容

RFIDを用いた医療モニタリングシステム

RFIDタグにはバッテリーが搭載されておらず,通信に必要な電力はすべてリーダからの電磁波エネルギーで賄うため,耐用年数が極めて長く,小形化・軽量化が可能である.このような特長を活かして,RFIDを応用した紙オムツの交換時期を知らせるシステムサ,点滴の自己抜去を検知するシステム,乳児の姿勢のモニタリングシステム,手術用鋼製小物の管理システムなどの研究開発を行っている.

体内無線電力伝送システムの開発

人体埋込型医療機器を用いて生体情報を収集し,病気の早期発見や治療を行うものとして,心臓ペースメーカや除細動器,血糖値のモニタ,カプセル内視鏡などがある.これらの機器は体内にあるため,大きさの制限から常に電源の問題を抱えている.カプセル内視鏡は撮像画像の高解像度化,多枚数化などが求められており,さらに姿勢制御や投薬装置,生体検査装置などの機能追加も検討されている.これらを実現するためには,体外から無線をもちいて,体内のデバイスに電力を供給する無線電力伝送の研究を行っている.

ウェアラブルセンサの研究

モニタリングや体内無線電力伝送には,体に貼り付けて外部と通信をするデバイスや電力伝送パッドが必要となる.これらには,体にフィットし動きを妨げない柔軟なウェアラブルデバイスが求められている.また,介護ベッドなどにも対応する柔構造のセンサが必要とされる.これらを実現するために,導電性布を用いたセンサや衣料の研究を行っている.

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