スタッフ

スタッフ紹介 吉田 憲司

プロフィール

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氏名:
吉田 憲司 Kenji Yoshida 
職名:
准教授 
学位:
工学博士 
Keyword:
造影超音波、超音波・近赤外蛍光デュアルイメージング、生体物性計測、超音波の生体作用、ナノ・マイクロバブル 
E-Mail:
kenyoshi1980[at]chiba-u.jp 

テーマと内容

ナノ・マイクロバブルを用いた超音波・近赤外蛍光デュアルイメージング

生体深部における微小脈管系を対象とした超音波・近赤外蛍光デュアルイメージング法を開発しています。高分解能な光イメージング(近赤外蛍光)と、生体深部の観察が可能な超音波イメージングを併用することで、体表近傍から深部に至るまでの脈管走行を可視化する手法の構築を目指しています。現在は、近赤外蛍光造影と超音波造影の両者で使用可能な造影剤の開発を実施し、特にリンパ系(リンパ管、リンパ節)を対象とした“近赤外蛍光ナノバブル”の開発を行っています。ナノバブルはリポソームをベースとしており,その内部に超音波に対して造影剤として機能する気体を含み、リン脂質膜に近赤外蛍光に対して造影剤として機能するインドシアニングリーン(ICG)誘導体が担持されています。これまでの評価から造影剤として問題なく機能することを確認しています。

微小脈管を対象とした高感度超音波イメージング

直径数十から数百マイクロメートルの微小脈管を対象とした超音波イメージング手法の研究開発を行っています。現在は、ほぼ静止流体とみなせるリンパ流を評価することを目的に、能動的に誘発した造影剤の動態を利用しリンパ管を可視化する造影超音波法を提案しています。通常の造影超音波法ではエコー強度のみの情報で可視化するのですが、提案法では強度情報に加えて位相情報も評価することで高感度をはかっています。ファントム実験において既存手法と比べた場合に視認性が大きく改善することを確認しています。今後は、より実用的な手法へと発展させるため、提案法で想定される欠点(フレームレートやモーションアーチファクトなど)を解決していく予定です。

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